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美内すずえ│『ガラスの仮面』の誕生秘話と漫画家を志した理由とは?

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美内すずえ│『ガラスの仮面』最終回は既に20年前に完成している…

 

こんにちは、
管理人Pです。

 

連載40周年を迎えた少女マンガ
『ガラスの仮面』の作者・
美内すずえ氏が7月17日、
大阪市内でトークイベントを行った。

 

『ガラスの仮面』は
1975年12月にスタートして以来、
単行本49巻、
累計5,000万部超の人気作品。

 

『ガラスの仮面』について
作者の美内すずえ氏は、
「すでに20年前に
最終回は完成させている。」
と明かした。

 

「皆さん、ホントごめんなさいね。」

 

と笑顔で言いつつも、まだまだ
連載続行を宣言する美内すずえ氏。

 

この美内すずえ氏の言葉に
集まった女性ファンからは
安堵の拍手が起こる中、
自身の長期連載『ガラスの仮面』の
数々の秘話を明かす。

 

そして質問コーナーでは
司会者から、

 

「一番多い質問、お分かりですか?」

 

と聞かれ、
美内すずえ氏は立ち上がる。

 

「実は最終回は、
20年前にできてるんです。
ラストシーンの構図もセリフも
全部書いてて、
早く現実化したいんですけど…。」

 

と明かした。
そして、

 

「だけどね、ちょっと置いとこう、
他に行こうで、なかなか
そこに行きつかなくて。

(最終回を)あきらめた
わけじゃないんですけど、
ホント申し訳ありませんね。」

 

と微笑むと
会場からは笑いと拍手が起こった。

 

美内すずえ氏は、
大阪の下町で育つ。
幼少時から、貸本屋に入り浸り
母親から漫画を読むことを
禁じられたため、

 

なら自分で漫画を書けば
誰にも文句を言われない。」

 

と考え、漫画家を志し、
16歳でデビューしたという
秘話などを明かし、

 

「だから今やってることは
好きでやってることの
延長線なんですね。」

 

と語った。

 

『ガラスの仮面』は、
平凡な少女だった主人公・北島マヤ
大女優・月影千草によって
天才的な演劇の才能を見いだされ、

 

ライバルの姫川亜弓
主役の座を競いながら
数々の苦難を乗り越え、
成長していくという物語…。

 

美内すずえ氏が24歳のとき、
幼少のころに見たという
映画『王将』の主人公・
坂田三吉のような女の子を
描きたいと考え、

 

以前、短編を書いた“演劇”を
テーマにすることに…。

 

こうして『ガラスの仮面』
が誕生した。

 

「演劇をテーマにしたのは
最大のミスでしたね。」

と美内すずえ氏はいう。



 

 

 

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主人公が新しい作品に挑戦するたび
劇中劇のストーリーや舞台構成を
いちから作り上げて、
どんな小さな芝居でも
セリフまで考えますから、
手間がかかる。
通常の3倍は労力が
かかるんですね。」

 

と、演劇をテーマにしたことによる
長期連載の苦労も明かした。

 

「ファッションや
スカートの丈にしても、
全てにおいて流行は取り入れない。
定番で。」

 

と決めていたが、さすがに
ここまで長くなるとそうもいかず、
連載当初に登場していた黒電話
やがてテレホンカード時代を経て、
携帯電話の時代に…。

 

「さすがに今の時代に
テレホンカードは…と
覚悟を決めて。」

 

ということで
『ガラスの仮面』の作品中に
携帯電話を登場させたところ、

 

「予想以上の
ブーイングが来ましたね…。」

 

と、苦笑いで当時のことを
明かしていた。

 

美内すずえ氏が、
『ガラスの仮面』を連載するまでは
あまり演劇になじみが薄かったという。

 

しかし、連載開始後は観劇が
最高の取材の場所となり、
気に入った公演なら
20日間程度ある公演期間の
昼夜公演をすべて
見るようになったというほど…。

 

「例えばラブシーンを毎日見てると
本当はこの2人仲が悪いな、とか
分かるようになりますね。」

 

とニヤリ…。

 

確かに公演期間が
20日間の昼夜公演では20日×2回。

 

全部でのべ40公演となり、
この全公演というのは
基本同じことをやっていても、
すべてどこか違ってくる。

 

そしてそれこそが
舞台公演の醍醐味であり、
おもしろいところでもある。

 

よく“舞台は生き物”と称されるのは
これがゆえんである。

 

ところで9月に、東京・大阪で
主演・貫地谷しほりによる
舞台『ガラスの仮面』が上演される。

 

美内すずえ氏はこれまでも
88年の大竹しのぶをはじめとする
“イメージを大切にして、
この役者さんなら任せられる
と思える女優だけに、
この『ガラスの仮面』を
託してきたという。

 

「セリフも全て、
自分が一番分かってるはずなのに
いつも同じ場所で
泣いてしまうんですよね。」

 

と、笑顔で明かしていた。
それにしても、この長きに渡り、
続いている『ガラスの仮面』は、
これからいったい
どれだけ続くのだろう。。

 

そして、20年前に
すでに完成しているという最終回。

 

この長編作品『ガラスの仮面』に
どんなラストがまちうけているのか
とても気になるが、
まだまだそれはお預けのようだ…。

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